FP3級を独学で合格して分かったメリットデメリット
「FP(ファイナンシャルプランナー)って難しそう」
「資格を取っても、正直意味あるのだろうか」
金融リテラシーや投資について関心がある方なら、一度は”FP”という資格を耳にしたことがあると思います。
とはいえ、実際のところはどうなのか分からないことが多いですよね。
この記事では筆者が独学でFP3級(ファイナンシャル・プランニング技能士)に合格し、その後の生活で感じたメリットデメリットについて紹介します。
実際に筆者が試験に合格するまで、そしで合格後のことについて感じたことなので、資格を取ろうか迷っている方はぜひ参考にしていただければと思います。
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〇結論
デメリット
・正直、資格を取っても給与が上がっている実感はない
・FPには独占業務がない
メリット
・資産形成を進めるうえで、教養として取るには最高
・金融関係の用語や意味について広く浅く勉強できるため、基礎が身につく
・iDeCo、積み立てNISA、相続税…これらを見ても頭が痛くなくなる
〇そもそもFP(ファイナンシャル・プランナー)試験とは
FP試験は年に3回あり(5月、9月、1月)、申込先は以下の2つです。
・日本FP協会
・金融財政事情研究会(きんざい)
どちらも試験方式は一緒なので、申込先はどちらでも大差ないと思います。
試験方式は午前中に「学科」、午後に「実技」があり、回答は〇×もしくは択一問題です。学科、実技ともに6割以上正解していれば合格です。
申込締め切り日および試験日は、各団体のHPを参考にしてください。
〇独学開始~合格まで
正直FP3級であれば、資格スクールに通わなくても独学で十分合格可能です。私が合格するのに要した時間は下記のとおりです。
・勉強期間は約2か月
・1日あたり30分~1時間ほど勉強
・テキストと問題集を2周
これで難なく突破できました。
〇合格してから分かったメリットデメリット
実際にFP3級に合格して分かったデメリットは、人事査定の自己評価で
「FP3級を取りました!」
と書いても、給料の手取りにあまり反映されてはいないな~ということです。
職種にもよるとは思いますが、FPは宅建士や税理士と違って独占業務が無いのが大きいのではないかと思います。
では良いことは何も無かったか?というと、決してそんなことはありません。
まずFP試験では「ライフプランニングと資金計画」「リスク管理」「資産運用」「税金」「不動産」「相続・事業継承」といった幅広い分野を広く勉強します。
そのため、将来のために貯金や投資を頑張りたい方にとって、教養として学んでおくには最高の資格だと思います。
また、iDeCo、積み立てNISA、相続税…これらの言葉を見ても頭痛がしなくなります。
どんどん知識を深堀していくための足掛かりとして、FP3級はとても役に立ちます。
私もFP3級を取って、すでに行っていた積み立てNISAを満額まで増額したり、iDeCoで運用する商品を選んだり、保険を見直して固定費を削減したりと、行動する分蓄財を進めることができました。
〇まとめ
FP3級は独学でも十分合格可能な難易度です。
資格を取得しても給料が上がるとは限りませんが、特に個人の蓄財をしていくための教養としては最高の資格だと思っています。
これを足掛かりにどんどん知識を深堀すれば、貯金や投資が進むでしょう。
私が使用した教材はこちらです↓
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問題集はこちら↓
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