【デメリットあり】簿記3級を独学で合格して正直なところ
「簿記3級ってなんだか難しそう」
「資格を取った方がいいって聞くけど、正直どうなんだろう」
簿記は何となく役立ちそうだけど、取っつきにくい印象がありますよね。最初のうちは使っている言葉からして難しいため、食わず嫌いになる方もいます。
そこで今回は、独学で日商簿記3級(以下 簿記3級)を受かるまでと受かってからの生活について感じたこと書いていきます。
働きながら勉強し、簿記3級に合格した筆者のリアルな感想なので、参考にしていただけたら嬉しいです。
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〇結論
・簿記3級は独学で十分合格可能
・期末査定の自己申告書に書ける
・給料にはあまり反映されなかったと思う
〇勉強開始~試験合格まで
まず、この記事を書いている時点での簿記3級試験は以下の通りです。
・制限時間60分
・大問1 仕分け15問(45点)
・大問2 補助簿、会計用語等(20点)
・大問3 財務諸表、決算整理(35点)
試験方法は以下の2つです。
1.年3回の会場試験
2.パソコンスクール等でのオンライン試験(随時)
私は2のオンライン試験で受けました。枠が空いていれば平日夕方や夜間でも
個人の事情に応じて受けられるため、時間の調整が利きます。
特に仕事や学業などで忙しい方、せっかくの日曜日をつぶしたくない方におススメです。
勉強に費やした時間は約3ヶ月、勉強時間は100時間くらいです。
1日1時間、休みの日は2時間の勉強をコツコツ続けました。
教材テキストを1周し、問題集を解き、つまずいた所は教材テキストを見返すという感じでコツコツやっていきました。
〇合格~その後
無事合格した後、あることに気づきました。それは
サラリーマンをしていると活かす場があまりない!!
ということです。
仕事が経理事務であれば直結しますし、資格手当も出る職場もあるでしょう。
しかし私の現在の部署では簿記の知識を発揮する所は無く、給料もそれほど上がったようには感じませんでした。
〇それでも簿記を取って良かったと思う
とはいえ、簿記3級には取るメリットがあると思います。
まず、自己申告書に「簿記3級合格」と書いて提出できます。
その後の上司との面談でも
「お!簿記3級取ったのか、やるな~」
と言われたので、嬉しかったですね。
現在の部署では活かせないものの、将来経理部門等に異動したら役立ちますし、今後の人事異動で合わない上司に当たってしまった時も異動希望が通りやすくなると思っています。
また、簿記は部署移動だけでなく転職にも役立ちますので、時間があるうちに取っておいて損は無いと思います。
最後に試験的な取り組みとして、家計簿を複式簿記で月締め処理しています。
家計を「自分 株式会社」に見立て、黒字フィニッシュを目標に運用しています。
簿記の知識があると、間接的に節約できますね。
記事執筆時点で最新の集計はこちら↓
〇終わりに
簿記はクセのあるスキルで、最初はとっつきにくい点があります。
しかしその分、資格を持っているとキャリアアップにも繋がりますし、内部査定でも評価の対象になります。給料に直結するかは職種や部署によると思いますが、転職や異動など選択肢が増えるでしょう。
特にオンライン試験は日時の調整について融通が利くため、忙しい社会人や休みの日をつぶしたくない学生の方におススメです。
合格するのに使用したテキストはこちら↓
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問題集はこちら↓
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